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晴工雨退かず


2018.06.05

先ほどまで晴れていた空が急に雲掛かったりと天候が不安定な日々が続きますが皆様いかがお過ごしでしょうか。

最近、私のカッパがほとんどカッパの機能を果たせず、ずぶぬれになる日々です。

そろそろ買い換えないといけませんね。

 

さて今回は少し遠出をしてコンセント工事を行った話をしましょう。王の話をしよう。

 

事務所から片道約2時間ぐらいの場所でした(もっと早いかもしれない)。

車に乗り、道中で昼食をとり、大腿部が四角になりながら走らせ・・・

現場に着いた頃には軽いストレッチで腰が小気味のいい音を鳴らすほどカチコチになっていました。

 

今回はトイレのウォシュレット用のコンセントを設置する作業になります。

まず電気が通っている既存のコンセントを探します。

既存のコンセントから新規のコンセントまで電線をつなげるためですが、

今回の現場の既存のコンセントが裏のボイラーにつながっているものでした。

こちら、石垣の上にあり、足場は足先半分しか掛けられず、そこそこ高いと

お世辞にも作業しやすいスペースとは言えませんでした。作業できないとは言っていない。

ほぼ壁に向かって立ち胸元で作業するさまは歩いている人がいたら怪しい人と思われること間違いなしです。誰だお前は!

既存のコンセントを壁から取り外し、電線を差し込み、

その電線を角を曲がって先にある、トイレの外まで配線しないといけません。

(※角先まで足場は足先半分しかありません。)

さらにその崖のような場所には壁にしな垂れた蔦と草が生い茂っていて行く手を阻んでいるのです。慎重に一歩ずつ踏みしめながら角から先へ投げ入れました。

配線が終わるころにはトイレの設置が終わるころでした。

 

内側から壁に穴を空け、いったん外に出ると電線をPF管(電線用の保護管)に差し込み外から穴を通して中に入れました。

 

しかしそのままでは電線が弛み見た目が美しくありません。

なので壁に固定するのですが、固定するためにはもちろん登らないといけません。

さらに電線に近いアルミサッシと平行にしなければ違和感が残るので、

壁に近い状態で横目に平行かどうかを見ながら固定しないといけないと先ほど以上の難易度でした。

 

コンセントを一つ設置するも簡単な時とそうでないときがあります。

作業が終わるころには春の陽気と壁の上り下りで汗びっしょりでした。

お茶と新玉ねぎをいただき、沈みゆく夕日を開け放たれた車の窓から眺めながら、会社へと戻っていきました。

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